フォトフェイシャルの効果とは?憧れの美肌になる秘訣を紹介!
美容医療の定番として知られるフォトフェイシャル。広告などでもよく目にしますし、試したことのあるお友達もまわりにいらっしゃると思います。それでは実際にフォトフェイシャルの施術を受けることで、どのような効果が得られるのでしょうか。
今回はそんなフォトフェイシャルとは?という疑問についてわかりやすく解説します。本記事を読んでいただくことで疑問が解消され、フォトフェイシャルを受けてみたいけれど、決心がつかなかったと悩んでいた方の一助になれば幸いです。
そもそもフォトフェイシャルのフォトとは?レーザーとはどこが違う?シミだけじゃなくシワやニキビにも効果があるというのは本当?他にはダウンタイムや安全面、料金相場なども気になるところですよね。
今回はそんなフォトフェイシャルとは?という疑問についてわかりやすく解説します。本記事を読んでいただくことで疑問が解消され、フォトフェイシャルを受けてみたいけれど、決心がつかなかったと悩んでいた方の一助になれば幸いです。
フォトフェイシャルとはそもそもどのような施術?
Contents
フォトフェイシャルとはそもそもどのような施術?
定番の美容医療として知られるフォトフェイシャルの施術内容と安全性について解説したあと、フォトフェイシャルのレーザーと違う点、また初心者に最適であることを説明いたします。
フォトフェイシャルは定番の美容医療
フォトフェイシャルとは、別名「光治療」とも呼ばれるスキンケア治療の一種です。レーザーよりも負担の少ない特殊な光を肌全体に照射することで全体のトーンアップ、毛穴の引き締め、ニキビの改善など様々な効果が期待できます。
美容医療業界への導入から20年以上が経過しており、現在では多くの美容医療クリニックで採用されています。最新のマシンは厚生労働省の承認も取得していることから、安全面でも支持されている美容皮膚科における定番のメニューと捉えることができます。
大きなメリットとして痛みやダウンタイムがほとんどなく、トータルで約1時間の施術後はすぐにメイクをして帰宅できるという点も挙げられます。ちなみにフォトはギリシャ語で「光」を意味する言葉なので、肌トラブルに悩む方にとっての希望の光とも言えそうです。
フォトフェイシャルとレーザーとの違いについて
フォトフェイシャルと類似する施術にレーザー治療というものがあります。
どちらも光を使う治療であることは変わりませんが、レーザーは単一の波長の強い光、フォトフェイシャルは複数の波長の異なるマイルドな光を使います。
レーザーの強い光は肌への負担が大きいのですが、ピンポイントでのシミやホクロの除去など、一回の施術で高い効果が得られます。
反対にフォトフェイシャルのマイルドな光は肌への負担が少なく、複数回の施術を通じて、全体的に肌の状態を改善させます。また、複数の波長の光を使い分けることで、シミ、そばかす、毛穴、赤ら顔、ニキビなど、様々な肌トラブルへの対応が可能です。
なお、フォトフェイシャル治療とレーザー治療を組み合わせることによって、美白の相乗効果を得ることもできます。
肌の悩み全般に効果があるフォトフェイシャルは初心者に最適
後ほど詳しく解説しますが、フォトフェイシャルには肌トラブル改善につながる様々な効果が期待できます。
美白効果、毛穴対策、赤み軽減、シワやたるみの改善など、一般的な肌の悩みに幅広く対応できるため多くのクリニックで採用されており、最近では女性のみならず男性の利用者も増えているそうです。
ドラッグストアなどで購入できる市販のスキンケア用品でもある程度の対策は可能ですが、本気で美肌や美白を目指すのであれば、医療用のマシンを用いて行う肌治療であるフォトフェイシャルを試してみる価値はあると言えます。
憧れの美肌に近づく秘訣はフォトフェイシャルの効果にあり
ここではフォトフェイシャルで改善が期待できる肌トラブルやお悩みの種類と、美肌に近づくための4つの秘訣を紹介します。
- フォトフェイシャルで改善が期待できる肌のお悩みの種類
- 憧れの美肌に近づくためのフォトフェイシャルの4つの秘訣
- 「透明感」はシミ、くすみ、肝斑の除去がカギ
- 「陶器肌」は毛穴やニキビ、ニキビ跡の改善が大切
- 「美白」は赤ら顔や顔の赤みの軽減が重要
- 「アンチエイジング」はシワやたるみ対策で達成
フォトフェイシャルで改善が期待できる肌のお悩みの種類
ここではフォトフェイシャル治療を受けることで改善が期待できる肌トラブルやお悩みの中から、特に代表的なものを一覧でご紹介します。
赤ら顔
シミ
そばかす
メラニン
毛穴
肝斑
ニキビ
ニキビ跡
シワ
たるみ
いかがでしょう。どなたでも一度は経験したことのあるお悩みが見つかったのではないでしょうか。
リストの中に、どれかひとつでもしっかりと治療したいと考えているものがあるのであれば、フォトフェイシャルは信頼性の高い治療手段になり得ます。ぜひ検討してみてください。
憧れの美肌に近づくためのフォトフェイシャルの4つの秘訣
多くの方にとって、お肌のお悩みとはまた別に理想とする憧れの肌というものがあると思います。
ここでは4つの秘訣を紹介して、フォトフェイシャルで憧れの美肌に近づける理由について説明いたします。
「透明感」はシミ、くすみ、肝斑の除去がカギ
日本化粧品工業連合会によれば、肌の「透明感」とは“皮膚がくもりなく透き通ったように見える状態”のことです。
この「くもり」に当たるのが、フォトフェイシャルで改善が期待できるシミやくすみ、ソバカスなどメラニン色素が原因で発生するトラブルなのです。
また、メラニンとは別の要因で発生する肝斑にもフォトフェイシャルは効果が期待できます。
くもりのない透明肌を目指す方は、メラニンや肝斑の除去に効果のあるフォトフェイシャルが有効と言えます。
「陶器肌」は毛穴やニキビ、ニキビ跡の改善が大切
毛穴やニキビ、ニキビ跡のないツルっとした陶器のような滑らかな肌は、年齢や性別を問わず好まれますよね。
赤ちゃんのようなあの肌質を、大人になっても維持している方がまれにいらっしゃいます。
生まれ持った肌質も関係しているかも知れませんが、不均一な肌表面にお悩みであれば、フォトフェイシャルで改善が可能です。
毛穴やニキビ跡にターゲットを絞って光を当てることで、トラブルの原因を除去し、肌理の整った肌へと生まれ変わります。
「美白」は赤ら顔や顔の赤みの軽減が重要
花嫁衣装や純白のウェディングドレスなどにも見られるように、白は女性にとって特別な色のひとつかと思います。
フォトフェイシャルはメラニンの除去によって肌全体のトーンを上げるだけでなく、赤ら顔や赤みの原因である毛細血管の拡張も軽減します。
くすみや赤みが薄くなることで、理想の美白肌へ近づくことができます。
「アンチエイジング」はシワやたるみ対策で達成
老化は誰もが避けて通れない問題ですが、フォトフェイシャルにはアンチエイジング効果もあります。
シワやたるみなどが気になりだしたら、マッサージやエクササイズに加えて、アンチエイジングの手段のひとつとしてフォトフェイシャルを検討してみてください。
老化を止めることはできませんが、美容医療はそのスピードを遅らせることができると考えられており、フォトフェイシャルの光治療は肌のハリツヤ向上にも一定の効果があるとされています。
話題のM22とは医療用フォトフェイシャル(IPL)マシン
フォトフェイシャルについて調べていると必ず出てくる2つの専門用語にM22とIPLがあります。ここではそのM22とIPLについて詳しく解説します。
・医療用フォトフェイシャルマシンの第4世代「M22」
・IPLは「Intense Pulsed Light」の頭文字でフォトフェイシャル治療で使用
医療用フォトフェイシャルマシンの第4世代「M22」
フォトフェイシャルについて調べている方は、きっとM22という文字を目にしたことがあるはず。
M22とは、フォトフェイシャル施術を行うクリニックの多くが採用している第4世代の医療用フォトフェイシャルマシンの名称です。
「私の肌は、光で洗う」というキャッチコピーを持つ、医療機関でのみ使用が許可されている本格的な医療機器です。厚生労働省の薬事承認も取得しており、安全性が保証されています。
ちなみにM22は、いて座にある星団の名前。星の名前がついた美容医療マシンなんて少しロマンチックですよね。
IPLは「Intense Pulsed Light」の頭文字でフォトフェイシャル治療で使用
フォトフェイシャルと関連して、IPLというアルファベットを目にされた方もいると思います。
IPLとは「Intense Pulsed Light」の略で、治療で用いる特殊な光の名称です。
フォトフェイシャルは、この高いエネルギーを持つ光を肌に当て、ヤケドなどを防ぎながら顔全体の広範囲の皮膚に対して行う施術です。
フォトフェイシャル=「IPLを使う美容医療」という理解で問題ありません。ちなみに、レーザー治療で使われる光は、このIPLではありません。
フォトフェイシャルは何回目で効果が出るもの?頻度や通い続ける期間の目安も解説
フォトフェイシャルは1回の治療では大きな効果は得られません。ここでは実際に何回目から効果が感じられるのか、また、頻度や通い通ける期間についても詳しく解説いたします。
- 効果の実感は5回目前後からが多い
- 通い続ける期間は半年〜1年を目安に
効果の実感は5回目前後からが多い
フォトフェイシャルは、肌への負担が軽く、全体的なトラブル改善とトーンアップを期待できる反面、1回で大きな効果が得られる治療ではありません。
回数を重ねることで、シミやソバカスなどメラニンを原因とする黒ずみを徐々に薄くしていきます。
肌のターンオーバーの周期があるので、詳しくは各クリニックでカウンセリングの際に相談となりますが、基本的な頻度は1カ月に1度が推奨されています。
5回から6回、つまり半年ほど続けると効果を実感しやすいと言われています。
通い続ける期間は半年〜1年を目安に
メラニンは日常生活の中で蓄積していくため、定期的にフォトフェイシャルを受け続けると、効果が持続しやすいとされています。
なお、ダイエットにおけるリバウンドのように、通わなくなったからといって急にトラブルが増えたり、シミが悪化したりといったような現象は報告されていません。
ただし、通い続けることでシミの改善だけでなく予防効果も期待できるので、トラブルの少ない綺麗な肌を維持しやすくなります。
半年〜1年を目安に、ご自身の肌との相性や、個人差があると言われている美肌効果を判断しましょう。
肌に合わない、効果を実感しにくいといった場合には、ダーマペンやボトックスなど、別の美容医療を検討することも有効です。
フォトフェイシャルの料金相場
東京における料金相場は1回5,000円〜30,000円
東京のクリニックで提供されているフォトフェイシャルの料金相場を調べると、1回5,000円〜30,000円程度と幅広い価格のものが見つかります。
10,000円以下の安い価格帯のものは初回お試しのトライアル価格であることが多く、一般的な1回の施術料金は15,000〜20,000円前後です。
20,000円を超えるメニューは、イオン導入やマッサージなどのオプションが付属したものであることもあります。
クリニックによっては特別価格でのキャンペーンを行なっていたり、効果を実感しやすい5回前後の施術がセットになったお得な料金プランがあったりするので、ご自身の目的とご予算に合ったものを選ぶことをお勧めします。
日帰りもできるフォトフェイシャルの施術にかかる時間や流れ
フォトフェイシャル当日の必要時間や施術の流れについて解説します。不安な点や疑問があれば、施術の流れの最初にあるカウンセリングでしっかりと確認しましょう。
- 施術1回にかかる時間はトータル約1時間
- 施術の流れと施術後のメイクについて
施術1回にかかる時間はトータル約1時間
フォトフェイシャルを1回受ける際に必要な時間はトータルで1時間ほどです。
光を照射する施術そのものは1回15〜20分程度であることがほとんどですが、カウンセリングや術前のメイク落とし、術後のクーリングや保湿など前後の処置にも時間がかかります。
施術の流れと施術後のメイクについて
施術の大まかな流れは、基本的に以下の5つのステップとなります。
- カウンセリング
- メイク落とし
- 目を保護+肌に冷却ジェルを塗布
- フォトフェイシャルの施術(光照射)
- クーリング+保湿パックなど
フォトフェイシャルは基本的にはダウンタイムがない施術です。そのため、施術が終わり、クーリングと保湿を行なった後は、すぐにメイクをすることもできます。
フォトフェイシャルのクリニック選びの5つのポイントとは?
フォトフェイシャルの治療内容についての疑問が解決したら、次はどこでフォトフェイシャルを受けるかという悩みが出てきます。ここでは、たとえば東京にはフォトフェイシャルクリニックがどれくらいあるのか、口コミを参考にしていいのか、どうやって選べばいいのかなどのポイントについて解説します。
- 東京には100を超えるフォトフェイシャルクリニックが存在
- クリニック選びの5つのポイントについて
東京には100を超えるフォトフェイシャルクリニックが存在
インターネットで検索すると、東京には100を超えるフォトフェイシャルのクリニックがあることがわかります。
この中からご自身に合ったクリニックを探すためにはどうしたら良いでしょうか。
各クリニックの評判が載っている口コミサイトなども見つかりますが、口コミはあくまで個人の感想なので、その情報だけでクリニックを選ぶことは避けましょう。
医師の方との相性、施術自体との相性を確かめるためにも、無料のカウンセリングや見学などを通じて、自分の目で確かめることを推奨いたします。
クリニック選びの5つのポイントについて
クリニック選びでの代表的なポイントは以下の5つです。
- 電話で予約をする際の対応が丁寧であるか
- 無料カウンセリングや見学があるか
- 初回の施術を受ける際に注意点などの丁寧な説明があるか
- 施術後のアフターケアが充実しているか
- 高額なコースへのしつこい勧誘がないか
ご自身に合ったクリニック選びの参考にしていただければ幸いです。
フォトフェイシャルのデメリットやリスク
最後に、フォトフェイシャル治療におけるダウンタイムや痛みなどのデメリットやリスクについて解説します。また、妊婦や授乳中の方、糖尿病を患っている方など、フォトフェイシャル を受けられない方についても説明します。
- 1回の治療ではハッキリとした効果は実感できない
- 施術前後は日焼け厳禁
- ダウンタイムはないが術後一時的に色素が浮き上がり濃くなる
- 人によっては施術で痛みを感じる
- 妊婦および授乳中、また糖尿病患者の方は施術を受けられない
1回の治療ではハッキリとした効果は実感できない
肌に負担の少ない光を照射するフォトフェイシャルにはダウンタイムがありませんが、負担が少ない分、効果も回数を重ねることで徐々に現れます。
施術前後は日焼け厳禁
日焼けした肌への施術でまれにヤケドなどの症状が出ることが報告されています。
また、施術後の肌は紫外線の影響を受けやすくなっているので日光を避けてください。
フォトフェイシャルに失敗のリスクがあるとするならば、施術後の日焼けによるダメージや色素沈着が挙げられます。
ダウンタイムはないが術後一時的に色素が浮き上がり濃くなる
浮き上がってきた色素は、肌の新陳代謝とともに施術から1週間程度で薄くなっていきます。
人によっては施術で痛みを感じる
輪ゴムでパチンとはじいた程度と言われますが、まれに痛みを強く感じる方もいるようです。
妊婦および授乳中、また糖尿病患者の方は施術を受けられない
安全なフォトフェイシャル治療ですが、妊娠中や特定の疾患を持っている場合は施術を受けることができません。
疑問や不安があれば、施術前のカウンセリングでしっかりと確認しましょう。
まとめ
今回は、肌トラブル全般に改善効果が期待できるフォトフェイシャルとはどのようなものなのかについて解説しました。
今回の記事をご覧いただく前にお持ちだった疑問や不安が解消されて、フォトフェイシャルの効果についての理解が深まっていれば幸いです。
なお、シミやくすみよりも、ニキビ跡やシワ、お肌のハリツヤが気になるという方は、私たちFIRE CLINICの取り扱いメニューである「ダーマペン」や「ボトックス」治療も検討してみてください。
詳しく聞いてみたいという方は是非無料カウンセリングへ。お問い合わせをお待ちしています。
ファイヤークリニック
参考文献:
PROFILE

- FIRE CLINIC総院長
-
2017年 佐賀大学医学部 卒業
2017年 都立松沢病院 勤務
2019年 都立多摩総合医療センター 勤務
2020年 FIRE CLINIC新宿院 開院
2021年 渋谷院、銀座院開院
2023年 新宿、渋谷、銀座、名古屋の4院に展開しFIRE CLINIC総院長を務める。