ケトジェニックダイエットで食べていいものと効果的なやり方

ケトジェニックダイエットで何を食べていいのか分からない

ケトジェニックダイエットで効果的にやせる方法が知りたい

このようなお悩みを
お持ちではありませんか?

ケトジェニックダイエットは糖質を制限することで、ケトン体をエネルギー源に切り替えて体重減少を促すダイエット方法。ただし、その効果を最大限に引き出すには、何を食べ、何を避けるべきかを正しく理解しておくことが大切です。

この記事では、以下のような内容について解説します。

・ケトジェニックダイエットの基本的な知識とポイント
・ケトジェニックダイエットで食べてもいい食材と避けるべき食材
・ケトジェニックダイエットの効果的なやり方

ケトジェニックダイエットのポイントを抑えて、効率よくダイエットを成功させましょう。

Contents

ケトジェニックダイエットとは

ケトジェニックダイエットは、糖質を減らして脂質を中心にエネルギーをとる食事法です。一般的なダイエットのように食事量を減らすのではなく、食べる内容を変えることで体の状態を変えていきます。

まずは、ケトジェニックダイエットの基本を押さえるために、定義やメリットとデメリット、糖質制限との違いを順番に見ていきます。

ケトジェニックダイエットの定義

ケトジェニックダイエットとは、糖質を1日20〜50g程度に抑え、脂肪をメインのエネルギー源にする食事法です。

普段、体はご飯やパンの糖質を燃料にして動いていますが、糖質を極端に減らすと蓄えていた脂肪を分解してエネルギーを作り始めます。この体の変化を「ケトーシス」と呼びます。

ケトーシスに入った体は、いわば脂肪を燃やし続けるモードに切り替わった状態。糖質が入ってこない限り、体はどんどん脂肪をエネルギーとして使い続けるため、体脂肪が落ちやすくなるというわけです。

もともとはてんかんの治療食として開発されましたが、現在はダイエットや血糖値管理を目的に世界中で実践されています。

ケトジェニックダイエットのメリット・デメリット

メリット デメリット
  • 体脂肪が落ちやすい
  • 血糖値が安定しやすい
  • 空腹感を感じにくい
  • 食事の満足度が高い
  • 始めたばかりの頃は頭痛や倦怠感が出ることがある(ケトフル)
  • 外食や付き合いの場で糖質を避けるのが難しい
  • 継続のハードルが高い
  • 持病がある方は医師への相談が必要

ケトジェニックダイエットには、さまざまなメリットがありますが、とくに注目したいのが空腹を感じにくい点。糖質制限というと食事が物足りなくなるイメージがありますが、ケトジェニックは脂肪をしっかり摂るため、満腹感が長続きしやすいのが特徴です。

一方で、始めてすぐの時期は頭痛や倦怠感などの「ケトフル」が出やすく、乗り越えるまでが最初の山場。また持病がある方は、必ず医師に相談してから始めるようにしましょう。

ケトーシスとは何?糖質制限との違い

比較項目 ケトジェニック 糖質制限
1日の糖質量 20〜50g 100〜130g
目的 ケトーシス状態に入る 糖質を減らして血糖値を抑える
脂質 積極的に摂る とくに制限なし
難易度 高い 比較的取り組みやすい

ケトーシスとは、体が糖質の代わりに脂肪をメインの燃料として使っている状態のこととお伝えしましたが、糖質制限との一番の違いは、この「ケトーシスに入れるかどうか」にあります。

糖質制限は1日100〜130g程度の糖質を許容しますが、ケトーシスに入るには20〜50gまで絞り込む必要があります。お茶碗1杯のご飯が約55gなので、その厳しさがイメージできるはずです。

「糖質を減らす」という点は同じでも、ケトジェニックはその徹底度がまったく異なります。

ケトジェニックダイエットで痩せる仕組み

ケトジェニックダイエットで痩せる理由は、体のエネルギー源を「糖質」から「脂肪」に切り替えることにあります。

糖質が十分にある状態では、体は脂肪をほとんど燃やしません。ご飯やパンから得た糖質を優先的に使い、脂肪は「いざというときのための貯金」として温存しておくためです。

ですがケトジェニックダイエットで糖質を極端に減らすと、体はその貯金を切り崩さざるを得なくなります。

つまり、体脂肪が日常的に燃料として使われる状態になるわけです。さらにケトン体をエネルギーとして使う体は、血糖値の乱高下が起きにくくなるため、過剰な食欲も抑えられやすくなります。

食べすぎを防げることも、痩せやすさにつながる大きな要因のひとつです。

ケトジェニックダイエットの正しいやり方

ケトジェニックダイエットのやり方
  1. 糖質を1日20〜50gに抑える
  2. 脂質を増やし、タンパク質は適量に調整する
  3. カロリーと期間の目安(導入期〜安定期)

糖質を減らせばケトーシス状態を作れるとお伝えしましたが、ただ「糖質を減らす」だけでは不十分です。脂質の摂り方や期間の設計まで意識することで、はじめて効果が出やすくなります。

以下でケトジェニックダイエットの正しいやり方を詳しく解説していきます。

糖質を1日20〜50gに抑える

ケトジェニックダイエットの基本は、糖質を1日20〜50gに絞ることです。

これはお茶碗1杯のご飯(約55g)よりも少ない量。ご飯・パン・麺・砂糖・果物・いも類などは糖質が多いため、基本的には避ける必要があります。

避けたい食品 積極的に摂りたい食品
ご飯・パン・麺類 肉・魚・卵
砂糖・お菓子 バター・オリーブオイル
果物・いも類 アボカド・ナッツ類
根菜類 葉物野菜・きのこ

最初は何が食べられて、何が食べられないのかを把握するところから始めると取り組みやすいです。

脂質を増やし、タンパク質は適量に調整する

糖質を減らした分、エネルギー源として脂質をしっかり摂ることが重要です。全体の食事に占める割合の目安は以下の通りです。

栄養素 割合の目安
脂質 70〜75%
タンパク質 20〜25%
糖質 5〜10%

ここで注意したいのがタンパク質の摂りすぎ。タンパク質は体内で糖質に変換されることがあるため、過剰に摂るとケトーシスが妨げられることがあります。

肉や魚は積極的に食べつつも、量は適度に調整するのがポイントです。

カロリーと期間の目安(導入期〜安定期)

ケトジェニックダイエットは、段階的に体を慣らしていくことが大切です。

時期 期間の目安 状態
導入期 1〜2週間 ケトーシスに入る準備期間。ケトフルが出やすい
移行期 2〜4週間 体が脂肪燃焼モードに慣れてくる
安定期 1ヶ月以降 体重が落ちやすくなり、体調も安定してくる

カロリーについては極端に減らす必要はなく、通常の摂取カロリーを維持しながら栄養素の比率を変えることが基本的な考え方です。

極端な食事制限と組み合わせると体への負担が大きくなるため、無理のない範囲で続けることが、長く取り組むコツです。

ケトジェニックダイエットの期間と変化の目安

個人差はあるものの、ケトジェニックダイエットの効果には期間ごとの目安があります。

ここでは、ケトーシスに入るタイミングから、1週間・1ヶ月・3ヶ月の変化まで順番に見ていきます。

何日でケトーシスに入る?

糖質を1日20〜50gに抑えた場合、多くの人は2〜4日程度でケトーシスに入り始めます。

ただし、これは体内に蓄えられた糖質(グリコーゲン)が使い切られるまでの時間が人によって異なるため、1週間ほどかかるケースも珍しくありません

ケトーシスに入ったかどうかは、尿や呼気を使った市販のケトン体測定器で確認できます。体の変化としては、口臭が少し甘くなったり、尿の匂いが変わったりすることがサインになることも。気になる場合は測定器を活用すると、より正確に確認できます。

いつから痩せる?

体重の変化が出始めるのは、1〜2週間目が多いです。

ただしこの時期に落ちるのは主に体内の水分。糖質が減るとグリコーゲンと一緒に水分も排出されるため、体重が急激に落ちることがあります。

本格的な体脂肪の減少が始まるのは、ケトーシスが安定する3〜4週間目以降です。最初の急激な体重減少に一喜一憂せず、まずは1ヶ月以上の継続を目指してみてください。

1週間・1ヶ月・3ヶ月の変化

時期 体の変化の目安
1週間 体重が1〜3kg減少(主に水分)。ケトフルが出やすい時期
1ヶ月 ケトーシスが安定し、体脂肪の減少が本格化。体が脂肪燃焼モードに慣れてくる
3ヶ月 体脂肪が目に見えて減少。血糖値の安定や肌の変化を感じる人もいる

ケトジェニックダイエットを始めて現れる変化は上記の通りです。

ただし、表はあくまで目安であり、体質や生活習慣によって個人差があります。

「思ったより変化が遅い」と感じても、ケトーシスが維持できていれば体の中では確実に変化が起きています。焦らず継続することが、結果につながる一番の近道です。

ケトジェニックダイエットで食べていい食材・NGな食材

食べていい食材・NGな食材
  1. 食べていい食材・調味料一覧
  2. 食べていいおやつ・間食
  3. 避けるべき食品一覧

何を食べて、何を避けるかを把握することが、ケトジェニックダイエット成功の第一歩です。食材選びの基準はシンプルで、「糖質が少ないかどうか」がすべての判断軸になります。

ここでは、食べていい食材、避けるべき食品を詳しく解説します。

食べていい食材・調味料一覧

カテゴリ 食材例
肉類 牛肉・豚肉・鶏肉・ベーコン・ソーセージ
魚介類 サーモン・サバ・イワシ・エビ・イカ
卵・乳製品 卵・チーズ・バター・生クリーム
野菜 ほうれん草・ブロッコリー・きのこ・アボカド
油脂類 オリーブオイル・ココナッツオイル・MCTオイル
調味料 塩・醤油・マヨネーズ・酢・味噌(少量)

肉や魚は種類を問わず基本的にOKです。

ただし加工食品(ハムや市販のソーセージなど)は添加物や糖質が含まれるケースがあるため、成分表の確認を習慣にするといいでしょう。

食べていいおやつ・間食

おやつ ポイント
ナッツ類(くるみ・アーモンドなど) 高脂質・低糖質で腹持ちがいい
チーズ 糖質ほぼゼロで手軽に食べられる
ゆで卵 タンパク質も同時に補給できる
高カカオチョコレート(85%以上) 少量であれば糖質を抑えられる
アボカド 良質な脂質が豊富

間食は「食べすぎない」ことが前提ですが、そのなかでどうしても食べたい場合は、上記から選ぶのがおすすめです。

ただし、ナッツは特にカロリーが高いため、一握り程度を目安にしてください。

避けるべき食品一覧

カテゴリ 食品例
主食 ご飯・パン・麺類・もち
砂糖・甘味料 砂糖・はちみつ・メープルシロップ
果物 バナナ・ぶどう・りんご・みかん
根菜・いも類 じゃがいも・さつまいも・にんじん・ごぼう
加工食品 スナック菓子・インスタント食品・市販のドレッシング
飲み物 ジュース・スポーツドリンク・甘い缶コーヒー

ケトジェニックダイエットでは、「ヘルシーそうに見えて実は糖質が高い」食品に注意が必要です。

果物や根菜は栄養価が高い一方で糖質も豊富なため、ケトジェニック中は控えるのが基本的な考え方です。

外食でもできるケトジェニックの選び方

食が多い方でも、選び方を知っておけばケトジェニックダイエットは続けられます。完璧を求めすぎず「糖質を減らす工夫ができるか」を基準に選ぶのがコツです。

外食での基本ルール

外食時のルール
1
主食を抜く・減らす
2
ソース・タレに注意する
3
揚げ物の衣に気をつける
4
単品で注文する

外食でケトジェニックを維持するためのポイントは上記の4つです。

ご飯・パン・麺は「なし」や「少なめ」への変更をオーダー時に伝えるのが基本です。ほとんどの飲食店で対応してもらえるので、気軽に頼んでみてください。

ソースやタレは甘いものを避け、塩・醤油・酢ベースのシンプルな味付けを選ぶと糖質を抑えやすくなります。

また揚げ物は衣に小麦粉が使われているため注意が必要です。セットより単品注文のほうが内容を調整しやすく、糖質のコントロールもしやすくなります。

ジャンル別おすすめ

ジャンル おすすめメニュー ポイント
焼肉 カルビ・ロース・ホルモン ご飯を頼まなければ理想的な構成
居酒屋 刺身・焼き鳥(塩)・チーズ タレより塩を選ぶのが鉄則
ファミレス グリルチキン・サラダ ドレッシングは糖質オフを選ぶ
寿司 刺身・シャリ抜き シャリを外してもらえる店も増えている
ステーキ・洋食 ステーキ・オムレツ ライス抜き・付け合わせを野菜に変更

ケトジェニックダイエット中でも利用できる外食先はいくつかありますが、なかでも焼肉と居酒屋はとくにケトジェニックに向いています。

品数が多く、糖質を避けながら脂質とタンパク質を十分に摂れる構成が作りやすいです。

NGになりやすいメニュー

一見ヘルシーに見えても、糖質が高いメニューは少なくありません。外食時は特に以下に注意が必要です。

  • 麺類・丼もの: ラーメン・うどん・牛丼などは麺やご飯の糖質量が多く、避けるのが基本
  • カレーライス: ルーにも米にも糖質が多く、外食の中でも特に注意が必要なメニュー
  • フルーツ系: フルーツサラダやスムージーは健康的なイメージがあるが、果物の糖質は意外と高め
  • 甘いドレッシング・ソース: 少量でも糖質を多く含むため、シンプルな味付けに切り替えるのがおすすめ

外食時は成分が見えないぶん、シンプルな食材・シンプルな味付けのメニューを選ぶのが安心です。

ケトジェニックダイエットにチートデイは必要?

結論からいうと、ケトジェニックダイエットのチートデイは、必ずしも全員に必要なわけではありません。自分の目的や体の状態に合わせて判断することが重要です。

以下で、チートデイの目的や必要な人、不要な人、チートデイの入れ方を解説していきます。

チートデイの目的

チートデイとは、ダイエット中に意図的に食事制限を緩める日のことです。主な目的は以下の2つです。

  • 代謝の低下を防ぐ: 長期間カロリーや糖質を制限すると、体が省エネモードに入り代謝が落ちることがあります。チートデイで一時的に糖質を摂ることで、代謝の低下を防ぐ効果が期待できます。
  • 精神的なリセット: 厳しい食事制限が続くと、ストレスが蓄積して挫折につながりやすくなります。チートデイを設けることで、モチベーションを維持しやすくなります。

ただしケトジェニックダイエットの場合、チートデイで糖質を摂るとケトーシスが崩れてしまうという側面もあります。

入れるべき人・いらない人

入れるべき人
  • 停滞期が2週間以上続いている
  • 強いストレスを感じている
  • 運動量が多くエネルギー不足を感じている

いらない人
  • ケトーシスが安定している
  • 体重が順調に落ちている
  • 食事制限のストレスをあまり感じていない

順調に結果が出ている時期にチートデイを入れると、せっかく安定したケトーシスが崩れるリスクがあります。「なんとなく入れる」ではなく、必要性を感じたときだけ活用するのが賢明です。

正しいやり方と頻度の目安

チートデイの4つのルール
1
頻度は月1〜2回程度
頻繁に入れるとケトーシスに戻るのが難しくなる
2
食べすぎない
暴食は体への負担が大きい。通常の食事に戻す程度にとどめる
3
翌日からすぐ戻す
糖質制限を再開することで、ケトーシスへの復帰が早くなる
4
体重の増加に焦らない
チートデイ後の増加は一時的なもの。数日で元に戻るケースが多い

チートデイを取り入れる場合、上記のポイントを意識することで影響を最小限に抑えられます。

チートデイはあくまで「戦略的な休息」です。ダイエットの継続を助けるために使うものであり、目的なく取り入れるとかえって遠回りになることも覚えておきましょう。

【注意点】ケトジェニックダイエットでよくある不調の原因と対策

ケトジェニックダイエットの注意点
  1. 頭痛・だるさ
  2. 便秘・下痢
  3. 足がつる
  4. 口臭・体臭
  5. 筋肉が落ちる問題

ケトジェニックダイエットを始めてすぐは、さまざまな不調が現れることがあります。多くは一時的なものですが、原因と対策を知っておくと安心です。

以下で、よくある不調をまとめました。

頭痛・だるさ

開始から数日以内に頭痛や倦怠感が出ることがあります。これはいわゆる「ケトフル」と呼ばれる症状で、体が糖質から脂肪へとエネルギー源を切り替える過程で起きる一時的な反応です。

【主な原因と対策】

  • 水分・電解質不足: 糖質を減らすと体内の水分とナトリウムが一緒に排出されます。水をしっかり飲み、塩分を意識的に摂ることで症状が和らぐことが多いです。
  • 糖質の急激なカット: いきなり完全カットするのではなく、数日かけて段階的に減らすと症状が出にくくなります。

多くの場合、1週間程度で落ち着きます。症状が長引く場合は無理をせず、医師への相談を検討してください。

便秘・下痢

食物繊維の摂取量が減ることで便秘になりやすく、一方で脂質の急激な増加が下痢を引き起こすこともあります。

【主な原因と対策】

  • 便秘の場合: 葉物野菜やきのこなど糖質の少い食材で食物繊維を補うのが効果的です。水分摂取量を増やすことも忘れずに。
  • 下痢の場合: 脂質の増加が急すぎる可能性があります。脂質の量を少しずつ増やして体を慣らしていくのがおすすめです。

足がつる

就寝中に足がつるケースが増えたと感じる方も少なくありません。原因はミネラル不足、特にマグネシウムとカリウムの不足にあります。

【主な対策】

  • ナッツ類・アボカド・葉物野菜などマグネシウムやカリウムを含む食材を積極的に摂る
  • 必要に応じてサプリメントで補う
  • 水分をこまめに摂る

症状が頻繁に続く場合は、電解質バランスを見直すタイミングのサインです。

口臭・体臭

ケトーシスに入ると、ケトン体の一種が呼気や汗として排出されるため、独特の甘酸っぱい臭いが生じることがあります。体が脂肪を燃やしているサインでもありますが、気になる場合は対策を取りましょう。

【主な対策】

  • 水分をしっかり摂ってケトン体を希釈する
  • 歯磨き・うがいをこまめに行う
  • ミント系のガムやタブレットを活用する

ケトーシスが安定してくると徐々に和らぐことが多いため、過度に心配しなくて大丈夫です。

筋肉が落ちる問題

糖質が不足すると、体がタンパク質を分解してエネルギーとして使うことがあります。結果として筋肉量が落ちてしまうケースも。ダイエットで体重が落ちても、筋肉まで落ちてしまっては本末転倒です。

【主な対策】

  • タンパク質を適切な量(体重1kgあたり1.2〜1.6g程度)摂る
  • 筋トレや適度な運動を取り入れて筋肉への刺激を維持する
  • 極端なカロリー不足を避ける

脂肪だけを落とすためには、タンパク質の確保と運動習慣がセットで必要です。

ケトジェニックダイエットが向いている人・向かない人

向いている人
  • 糖質中心の食生活を見直したい人
  • 空腹感を感じやすく、他のダイエットが続かなかった人
  • 血糖値が気になる人
  • 体脂肪を効率よく落としたい人

向かない人
  • 腎臓・肝臓・膵臓に持病がある人
  • 妊娠中・授乳中の人
  • 外食や付き合いが多く、食事制限が難しい環境にある人
  • 過去に摂食障害の経験がある人

空腹感が続きやすく他のダイエットが挫折しがちだった人にとっては、脂質をしっかり摂れるケトジェニックは取り組みやすい食事法といえます。

一方、持病がある方や薬を服用中の方は、開始前に必ず医師への相談が必要です。

「流行っているから」という理由だけで始めるのではなく、自分の体質や生活スタイルと照らし合わせた上で判断することが重要です。

ケトジェニックダイエットのよくある質問

よくある質問
  1. 運動なしでも痩せる?
  2. お酒はOK?
  3. 女性でもできる?
  4. 生理中はどうする?
  5. 筋トレは必要?

ケトジェニックダイエットをする前に気になる疑問をまとめました。

運動なしでも痩せる?

A.運動なしでも体重は落ちます。ケトーシスに入れば、日常生活の中で体脂肪をエネルギーとして消費し続けるためです。

ただし、運動を組み合わせることで脂肪燃焼のスピードが上がり、筋肉量の低下も防ぎやすくなります。まずは食事だけで始めて、慣れてきたら運動を取り入れる流れでも十分です。

お酒はOK?

A.種類によっては飲めます。蒸留酒(ウイスキー・焼酎・ウォッカなど)は糖質がほぼゼロのため、少量であれば問題になりにくいです。

一方、ビール・日本酒・甘いカクテルは糖質が高くケトーシスを崩す原因になります。また、アルコール自体がケトン体の生成を一時的に抑える働きがあるため、飲みすぎには注意が必要です。

女性でもできる?

A.もちろんできます。ただし女性はホルモンバランスの影響を受けやすく、極端な糖質制限が生理不順や疲労感につながるケースもあります。極端なカロリー不足と組み合わせないこと、体の変化に敏感になることが特に重要です。

生理中はどうする?

A.生理中は体がむくみやすく、体重が一時的に増えることがあります。

ケトジェニックを中断する必要はありませんが、体調が優れない日は無理に継続せず、食事内容を少し緩めても問題ありません。

生理前後に糖質への欲求が強くなるのはホルモンの影響によるもので、自然な反応です。自分を責めず、長期的な視点で取り組むことが大切です。

筋トレは必要?

A.必須ではありませんが、取り入れることを強くおすすめします。

ケトジェニックダイエット中は筋肉が落ちやすいため、筋トレで筋肉への刺激を与えることで基礎代謝の低下を防げます。激しいトレーニングでなくても、自重トレーニングや軽いウエイトトレーニングを週2〜3回程度行うだけで効果が期待できます。

まとめ

ケトジェニックダイエットは、糖質を極限まで減らし、体を脂肪燃焼モードに切り替える食事法です。正しく取り組めば体脂肪が落ちやすく、空腹感も感じにくいため、続けやすいダイエット法のひとつといえます。

ただし、始めたばかりの時期はケトフルや便秘などの不調が出ることもあります。焦らず体を慣らしながら、食材選びや栄養バランスを意識して取り組むことが成功への近道です。

「自己流では不安」「もっと効率よく痩せたい」といった方には、医療ダイエットの選択肢もあります。

ファイヤークリニックでは、一人ひとりの体質や目標に合わせた医療ダイエットをWEBで受診できます。まずはお気軽にご相談ください。

ファイヤークリニック

参考文献
  1. ケトジェニックダイエットがヒトの健康に及ぼす影響について、KDの脂質代謝改善およびダイエット効果ついて|化学と生物
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/kagakutoseibutsu/54/9/54_650/_pdf/-char/ja
  2. A high-protein total diet replacement alters the regulation of food intake and energy homeostasis in healthy, normal-weight adults|European Journal of Nutrition
    https://link.springer.com/article/10.1007/s00394-021-02747-1
  3. 実践食育ナビ|農林水産省
    https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/zissen_navi/balance/required.html
  4. 食品栄養データベース|文部科学省
    https://fooddb.mext.go.jp/
  5. 「がん患者に対する糖質制限食治療の可能性」「ケトン食」の外来栄養指導の実際についての検討|外科と代謝・栄養53巻5号 2019年10月
    https://www.jstage.jst.go.jp/article/jssmn/53/5/53_225/_pdf/-char/ja
  6. ケトン食 かんたん・おいしいレシピ集(参考にさせてもらいました)|静岡てんかん・神経医療センター
    https://shizuokamind.hosp.go.jp/ketonelist/01_ketone/
  7. すぐにわかるトランス脂肪酸|農林水産省
    https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/trans_fat/t_wakaru/

PROFILE

江越 正敏
江越 正敏FIRE CLINIC総院長
2017年 佐賀大学医学部 卒業
2017年 都立松沢病院 勤務
2019年 都立多摩総合医療センター 勤務
2020年 FIRE CLINIC新宿院 開院
2021年 渋谷院、銀座院開院
2023年 新宿、渋谷、銀座、名古屋の4院に展開しFIRE CLINIC総院長を務める。
2024年 公益財団法人ルイ・パストゥール医学研究センター 再生医療研究室 特任研究員

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