FIRE CLINIC(ファイヤークリニック)

サノレックス(マジンドール)・痩せ薬ついて医師が徹底解説。どれくらい痩せるのか?副作用は?

サノレックスとは

サノレックスとは、食欲を抑制して、代謝を上げる薬です。

食欲中枢に直接作用する食欲抑制剤です。体の代謝も上げるので、汗もかきやすくなります。しかし、3ヶ月以上の連続投与は禁止されております。これは覚醒剤に似た物質であるため、精神的な依存性を引き起こしてしまう可能性があるお薬です。

かなり古くからあるお薬で、いろんなクリニックで長くから使用されて来ました。

サノレックスはマジンドールとも言われ、一般名・成分名がマジンドール、富士フィルムが出している商品名がサノレックスです。youtubeでもご覧頂けます。

サノレックスは保険でも処方可能?

BMI35以上の場合で食事や運動を変えても肥満が治らない人には処方可能となっています。

しかしながら、プラダー・ウィリ症候群といって遺伝的に太りやすい方や、糖尿病で食事や運動習慣が身につけられないごく一部の人が処方されている印象があります。

日本ですと、あまりいないので、保険診療で処方可能な方は少ないです。

保険では処方は難しいので、当院では基本的に自由診療で処方することが多いです、オンラインでも可能ですので、オンラインでのお問い合わせもお待ちしております。

サノレックスは通販でも購入できる?

サノレックスは通販でも購入できるかというご質問はよくありますが、サノレックスは向精神薬に当てはまるので、法律により個人輸入は禁止されている薬剤です。

アマゾンや楽天などでは売られていませんし、オオサカ堂などの比較的信頼できる個人輸入サイトでも購入できません。最大手のオオサカ堂でも難しいということは、個人輸入は不可能ですね。

もし、他の個人輸入サイトで見かけても、偽薬の可能性もあるので絶対に購入しないようにしましょう。

また、友達からもらうのも、もちろんいけませんし、しっかりとした信頼できる医療機関で処方してもらってください。

サノレックスの使用方法

最初は昼一錠(0.5mg)を内服してもらい、1週間ほどしてから、食欲抑制効果が不十分な場合1錠ずつ増やします。最大一日3錠まで処方可能です。

連続した使用は3ヶ月が限度です。

また、効果も1、2ヶ月しか継続されません。

食欲抑制作用はかなり強力な薬で、最初の数日は飲んでみると効果を実感できます。

効果のある間に食事や運動の週間をつけて、体重を減らす週間を身につけるのを補助するべきです。

サノレックスの効果(臨床試験結果)

サノレックスがどれほど効果があるのか、下記に学術的な文献からの資料をまとめました。

1985年の臨床試験では75%の人が体重減少と食欲抑制を認めたという報告があります。

Kumahara, Y., et al. “Clinical evaluation of mazindol, an anorexiant, on obesity-multi-center double-blind study in comparison with placebo.” Clin Eval 13 (1985): 461-514.

また、2014年の臨床研究では

サノレックス(2mg/day) は52週で-7.4±4.9 kgの体重減少を認めた。

という報告もあります。

Suplicy H et al. A comparative study of five centrally acting drugs on the pharmacological treatment of obesity. Int J Obes (Lond). 2014 Aug;38(8):1097-103. doi:10.1038/ijo.2013.225. Epub 2013 Nov 29.

これ以外にも脂肪燃焼効果を示唆するような研究もあり、サノレックスは食欲抑制、体重減少作用の他に脂肪燃焼作用もある薬剤です。

また2021年に出版された最新の文献では、

Results suggest that mazindol-metformin combination exerts an additive anorectic effect, as well as anxiolytic and hypoglycemic properties. Mazindol-metformin combination might be useful in obese patients with anxiety disorders or diabetes risk factors.

Argüelles-Tello, F., Roa-Coria, J. E., Zúñiga-Romero, Á., Huerta-Cruz, J. C., Quiñonez-Bastidas, G. N., Flores-Murrieta, F. J., … & Reyes-García, J. G. (2021). Efficacy and safety of the metformin-mazindol anorectic combination in rat. Acta Pharmaceutica71(2), 279-291.

ラットにおける研究で、3ヶ月マジンドールとメトホルミンを一緒に摂取させたところ、不安障害や糖尿病の危険因子を持つ肥満患者に役立つ可能性があると報告されいます。※マジンドールはサノレックスの一般名です。

メトホルミンとサノレックスを併用するとこで、不安障害に効果的であると示唆するような研究も進んでおり、体重減少効果だけでなく、不安障害の方に効果的であれば非常に良い薬であると言えるでしょう。

メトホルミンは食欲を抑制し、便中から糖質の排泄量を増やすお薬です。さらに、脂肪を減らしながら、筋肉量を残すという報告もありますので、サノレックスと相性が良いお薬の一つです。

サノレックスはやばい?!サノレックス副作用は

神経に働きかける薬ですので、使用した人の21%に何らかの副作用が認められる副作用の多い薬です。吐き気、便秘、口の渇きをよく起こしてしまいます。

twitterなどのSNS上でも、不眠、不安、吐き気、便秘、かゆみなどの副作用が報告されています。

作用機序もやや覚醒剤と似ているところがあるので、眠気が吹き飛び、夜眠れなくなります。

ファイヤー院長としてはなるべく患者さんに処方したくない薬の中の一つでもあります。

精神的にサノレックスに依存してしまう人もいるので、併用薬として一時的に使用するか、最初から他のお薬をお勧めすることが多いです。

しかし、効果はやはり安定しており、圧倒的な食欲抑制作用がありますので、患者様とよく相談してから処方しております。

あと、毎月様々なクリニックでサノレックス周りをしている患者様もいらっしゃいますが、診察の時に「やめて半年立ってます!大丈夫です!」と嘘をつくのはなるべく辞めてください。適用があれば期間を守って処方しますし、相談に乗りますので。。。

サノレックスのおすすめの使用方法

1−2ヶ月の間に確実に体重を落としたい時に内服するのがおすすめです。

1ヶ月だけと最初から決めて、それ以降は半年以上使用しない方がよいです。

それは精神的に欲しいと思ってしまう、精神依存を形成される危険性があるからです。

私はサノレックスが欲しい方には、同じように食欲抑制作用がある、アトモキセチンというお薬をおすすめしてます。

サノレックスと異なり、長期に使用しても問題なく、精神的な依存を作らない薬があるためです。

また、脳に効く食欲抑制薬は、辞めると食欲が戻るので、痩せている間に痩せる習慣を身につけること必ず必要です。内服している間は体重が落ちますが、辞めると体重が戻ってしまうので、食事、運動を習慣化し、期間を決めて内服しましょう。

当院での具体的な処方方法としては、メトホルミンやGLP-1などの他の痩せ薬を使用しても体重が十分に落ちない方や、遺伝子検査の結果、代謝が落ちにくい多型を持っていると判明した方に処方するようにしております。

ファイヤークリニックでは、医師と管理栄養士で毎週ダイエットコーチングを行い、内服調整も同時に行うことで、体重を落としながら無理なくダイエットを成功させることが可能です。

サノレックスはファイヤークリニックでも購入できるの?

ファイヤークリニックではオンラインで痩身薬の購入が可能です。

サノレックスは当院では税込27500円(1ヶ月分)で購入可能です。

ご希望の方は是非無料カウンセリングのご予約をお待ちしております。