FIRE CLINIC(ファイヤークリニック)

エステで受けるハイフはクリニックのハイフとどう違う?

はじめに

たるんだフェイスラインや顎を引き締めたいけれど糸を入れるのが怖い、という方には、ラジオ波やハイフなどの施術があります。近年、たるみ治療として人気が出ているハイフは、前立腺肥大症などの医療現場の治療に使われてきた器具を転用したもので、この施術は医療行為の一つです。ハイフはたるみの改善に導く施術のため、大切なお顔に思わぬリスクを負わないよう、安全性を確かめることが大切です。

ハイフは、美容医療クリニックの他にエステでも受けることができます。両者の違いはどのような点にあるのでしょうか。ここでは、その違いについてご紹介します。

1. エステとクリニックの違い

1-1. 出力数の違い

卵をフライパンで熱すると固まってくるように、ハイフのメカニズムもこの作用と似ており、組織を「熱凝固」させてタイトニングを図ります。ハイフの出力数が高いほど、より皮膚を引き締めることができます。

美容医療クリニックとエステのハイフの最も大きな違いは、扱うことのできる出力数です。もしエステで施術者が高い出力数を出して、患者の皮膚や神経にトラブルを起こしてしまった際、医療従事者でない施術者は、トラブルの処置ができません。そのためエステではハイフの出力数が制限されています。患者のリスク回避のために出力数が抑えられているのです。ある程度強い出力数を出せるのはトラブルに対応できる医療従事者だけとされています。

1-2. 施術者が医療知識があるかないか

しかし、エステが出せる出力数は制限されているにも関わらず、出力数を上げ過ぎてしまって問題になった事例があります。2017年に国民生活センターに寄せられた情報によると、医療知識を持たない施術者がハイフを行ったことで、照射する力が強く、火傷や神経損傷などのトラブルが発生したという事例もあります。

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20170302_1.html

独立行政法人国民生活センターの報告書には、下記の注意喚起が促されています。

・エステサロンで皮下組織に熱作用を与える危害を及ぼすハイフを受けないこと

・危害を受けてしまった場合には、速やかに医師の診察を受けること

・美容施術を受ける際には広告を鵜呑みにせず、自ら情報収集し、検討すること

・困ったときは消費生活センターなどに相談すること

「安全に施術できます」と高い効果をうたうエステサロンでも、リスクについての説明が不足している場合は注意が必要です。安く施術が受けられるクーポンなどに飛びついてしまわないよう、冷静に判断しましょう。

2. 医療機関で行うハイフのメリット

2-1. 解剖学に基づいて施術を行う

ハイフは、カートリッジを施術部位に当てる施術ですが、何も考えずにただ照射するだけでは、下記のような問題が起こってしまいます。

・解剖学に基づいた知見がないと、逆効果になる部位に強く照射してしまうことがある

・深い位置に照射するハンドピースで顔面神経に当ててしまい、神経を傷つけたり一時的な麻痺を起こすこともある

クリニックでのハイフ治療は、医師か医療従事者が上記に配慮しながら行うため、強い出力であっても火傷などのリスクが低くなります。

2-2. 副反応にすぐ対応できる

ハイフによって起こる可能性のある副反応には、下記のようなものがあります。

・赤み、腫れ

ほとんどがメイクで隠すことができますが、赤みが出やすい体質の方に高出力で当てると、強い赤み・腫れが出てしまう可能性もあります。照射後に1か月以上、赤みが引かなかったという方もいます。

・火傷(やけど)、水ぶくれ

骨に近い部分を垂直に照射してしまうとエネルギーが反射して火傷の原因になります。火傷は水ぶくれの原因にもなります。

・浮腫み(むくみ)

浮腫みが出るとすぐに効果を実感できないこともあります。ハイフは施術直後1か月後からが、効果の実感を得やすいとされています。時間が経つと浮腫みも引いていき、徐々にリフトアップ効果が感じられるようになります。

・神経損傷

めったにないケースですが、ハイフは照射する箇所を間違えると皮膚だけではなく神経や筋肉にまで影響を及ぼすこともあります。しびれや麻痺が数ケ月続く方もいるようです。

上記のような副反応が起きてしまった際、医療機関で施術を受けていればすぐに医師に対応してもらうことができます。しかし、エステの場合、自分で病院を自分で探して受診しなければなりません。

ハイフは皮膚の表面を傷つけることなく施術ができます。しかし、表面から見えない皮下組織における内出血、熱傷、神経損傷が起きることも。このように見た目では判断できない症状の場合、病院に行っても迅速な対応が期待できないこともあり、早期発見と早期での対処ができなくなって、治療が長期化してしまうこともあります。傷跡が長期間残るというリスクもを避けるためにも、ハイフはクリニックで受ける方が安心と言えるでしょう。

2-3. 麻酔を使用できる

ハイフは痛みを伴う施術です。特に医療機関で行うハイフは効果が高い分、痛みを伴う場合があります。その痛みを少しでも軽減できるように、医療機関では麻酔を使用することができます。もちろん、麻酔を使用したからと言って痛みがないわけではなく、どの程度軽減できるかは個人差があります。しかし、麻酔を使用することで痛みを軽減しながら、より高い出力でハイフを行うことが可能となります。

3. 医療機関で行うハイフのデメリット

デメリットは主に2つあります。

3-1. 料金が高い

クリニックで受けるハイフはエステのハイフより費用がかかります。クリニックの費用が高いのは、安心して施術を受けることのできる環境を提供し、より効果が得られる施術を提供しているためです。

3-2.痛みが強い場合がある

効果が高い分、痛みを感じることがあります。どうしても痛みが苦手な方は医療機関のハイフであったとしても、弱い出力でしか当てられないこともあります。麻酔を使用することで痛みは軽減しますが、麻酔の効果には個人差があります。

4. 家庭用ハイフとは

家庭用ハイフはクリニックで受けるハイフと比較してかなりお手頃な価格です。簡単に購入できることから、検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、多くの家庭用ハイフは骨が出ている部分への照射に気を付けないと、熱が皮膚表面に伝わって火傷を引き起こす危険性があります。また、市販のハイフは、出力数が低いため、SMAS層にアプローチすることができません。それなりのリフトアップ効果しかできないことを予め理解した上で判断しましょう。

さいごに

万が一の副反応であっても人体へ何かトラブルがあったら心配ですよね。エステで受けるハイフにはリスクがあると知っていただき、なるべく正しい医療知識と対処方法を心得ているクリニックを選んで安心して施術を受けることをおすすめします。

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