FIRE CLINIC(ファイヤークリニック)

顔をスッキリさせたい!脂肪吸引のメリット・デメリット

はじめに

顔の丸みやたるみ、二重あごが気になる方は、一度は美容医療を考えたことがあるかもしれません。いくら身体が痩せていても、顔に脂肪がついていると太って見えるため、「第一印象で損をしている」と感じることもあるでしょう。

皮膚にメスを入れる大がかりな施術であるフェイスリフトや糸リフトに始まり、カニューレと呼ばれる細い管を挿入して行う脂肪吸引、レーザー治療、脂肪溶解注射など、顔をスッキリさせるための施術には様々なものがあります。

ここでは、顔だけ痩せなくて困っている方、顔が太りやすい方が検討する脂肪吸引と脂肪溶解注射のメリット・デメリットを2つの記事にわたって比較検討します。まず最初の記事では「脂肪吸引」についてご紹介します。

1. 脂肪吸引のメカニズム

脂肪吸引が対象にできる部位には主に、皮下脂肪が多くなりがちなお腹、太もも、ふくらはぎ、二の腕などがあります。対象の部位の皮膚を少し切開し、直径1.4~3.5mmの吸引用のカニューレを挿入して脂肪細胞を吸引します。

脂肪を溜め込むタンクのような役割を持つ細胞を「脂肪細胞」と呼び、この脂肪細胞の数は幼少期に決定し、生涯その数は変わりません。私達が大人になって「太った」と感じるのは、脂肪細胞の数が増えたからではなく、元々体内に存在していた脂肪細胞が余分な脂肪でから影響を受けて膨張してしまったことが原因です。

通常のダイエットでは、必然的に膨張した脂肪細胞を小さくするくらいしかできません。一方、美容医療における脂肪吸引は、膨らんだ脂肪細胞を小さくするのではなく、脂肪細胞の数自体を減らし、局所的にアプローチするという特徴を持っています。カニューレによって吸引された皮下脂肪組織内の脂肪細胞は減少すると、その身体は脂肪を溜め込みづらくなり、結果として部分痩せにつながるのです。

2.脂肪吸引のメリットとデメリット

2-1. メリット

二重あごや、頬にある余分な脂肪を取ることで顔をスリムにでき、脂肪吸引をした場所には脂肪がつきにくくなり、長期間維持できる点がメリットです。カニューレを挿入し、皮膚に傷をつけるためダウンタイムはありますが、施術が短時間で、傷や痛みも少ないと言われています。効果を感じるようになるのは約1ヶ月経った頃からで、3ケ月も経てば完成の状態になります。

また、一度脂肪吸引をすればそこには脂肪がつきにくくなり、従ってリバウンドもしにくくなります。とはいえ暴飲暴食などの食生活の乱れや運動不足は脂肪細胞を増やす可能性もありますので、できるだけ健康的な生活を送りましょう。

2-2. デメリット

・ダウンタイムが長い

脂肪吸引は20~30分と短時間で終わり、比較的身体に負担はかからないものの、術後のダウンタイムは長めです。最低3週間はむくみや腫れが続くことがあります。完全に戻るまで3ケ月は見ておきましょう。コロナ渦でリモートワークやマスク着用のライフスタイルに変わりましたが、このような方にとっては長いダウンタイムのある施術は良いタイミングかもしれません。

・頬がこけてしまう

もともと脂肪が顔に多くついている方には脂肪吸引の効果が発揮され、フェイスラインが引き締まりますが、脂肪が少ない方にとっては向かない施術です。一度脂肪吸引した脂肪を元に戻すのは自然の力では厳しいです。人工的に脂肪注入するという方法もないわけではありませんが、顔に脂肪が少ない方はハイフやラジオ波などの別の施術を検討した方が良いでしょう。

・ほうれい線がさらに深く刻まれてしまう

ほうれい線にしわのある方も、脂肪吸引によってシワがより深く刻まれることがあります。頬のこけと同様、脂肪吸引を行った場所には脂肪がつきにくくなるため、元に戻すことができません。

・脂肪がなくなることによってたるみやすくなってしまう

これはどちらかと言うと脂肪が多くついている方に言えますが、脂肪を吸引し過ぎてしまった場合、皮膚が伸びやすい状態を招き、それがたるみにつながることがあります。「顔をすっきりさせたい」と思うがあまり脂肪を吸引し過ぎるとこのようなリスクがありますので、脂肪吸引のバランスや顔のデザインまで考えてくれるような信頼できる医師の施術を受けましょう。顔に脂肪が多い方で適度な脂肪吸引が行われたとしても、皮膚のたるみが気になるという方がいらっしゃいます。そのような場合はアフターケアとして、脂肪吸引後数ケ月経過してから、ハイフなどのたるみ治療を併用することも多いです。

・脂肪吸引した部分に凹凸ができてしまう

脂肪吸引は、吸引しすぎると表面がデコボコになることがあります。これは顔だけに限らず、全ての部位に言えることです。例えば、二の腕の脂肪吸引の失敗例として、脂肪吸引した部分だけ凹んでしまって、半袖の時にデコボコが見えてしまうというものもあります。

・あまり変わらない場合がある

もともと脂肪がないのに脂肪吸引をしても、吸引できる脂肪に限りがあることから、効果が分かりにくい可能性があります。歯を食いしばって頬が硬くなると「これは脂肪だ」と思ってしまいがちですが、これは脂肪ではなく咬筋である可能性もあります。このように、顔を大きくしている原因が、脂肪なのか筋肉なのかは、医師や看護師でなければ判断が難しいでしょう。

このように、脂肪吸引が適さないケースがあります。顔は脂肪が元々少ないため、ある程度脂肪を残しておかないと将来骨の突出が目立ちってしまい老けた印象の顔になってしまうリスクもあります。ご自身で判断せず医師に相談してみましょう。同じ費用をかけるのであれば脂肪吸引より適した施術の提案があるはずです。

※ファイヤークリニックでは体にメスを入れる施術は行っていないため、脂肪吸引も提供しておりません。この記事の続き、「脂肪溶解注射」についてははこちらをご覧ください。

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