FIRE CLINIC(ファイヤークリニック)

注意が必要なたるみのセルフケア




2015年にユニ・チャームが、10代~50代の女性5,928名を対象に行った「小顔」に関する意識調査では、「今よりも小顔に見せたいか」の質問に対して、85.4%が「はい」と回答しており、8割が「小顔願望がある」ということが分かりました。工夫をしている人はおよそ4割で、下記のような工夫をしていると答えました。

https://news.mynavi.jp/article/20151205-a027/

55.5%の「手を使ってセルフマッサージをする」が最も多く、次に36.1%の「ローラーやかっさなどの専用道具で行う」が来ています。自分でマッサージを行うことで、具体的にどのような小顔効果があるのでしょうか。「マッサージは肌によくない」という意見とともに、メリット・デメリットをご紹介します。

1. 顔のマッサージで得られる効果

顔のマッサージをすると顔がスッキリしそうなイメージを持っている人は多いと思いますが、カリスマ美容専門家である君島十和子さんは、肌に余計な圧を加えることで老けた印象になると考えており、2016年3月のandGIRLで「顔のマッサージは一切しません」と言っています。化粧水を肌に与える時も摩擦を懸念してスプレーを使うほど徹底しているようです。君島十和子さんだけでなく、顔のマッサージに反対する人の多くが、皮膚への摩擦=老化につながると考えているのでしょう。

しかし、雑誌やテレビなどで顔のマッサージがよく取り上げられることからも分かるように、メリットがあるのも事実です。その効果とは肌の血液循環です。

顔のマッサージによって、顔の血液循環が促され、血液循環が良くなるとくすみが改善されて明るい肌になります。また、真皮の線維芽細胞や表皮細胞が活性化することによってターンオーバーが促進し、健康な肌が作られるようになるのはマッサージのメリットです。顔がむくみやすい方は、マッサージで老廃物も排出されるので「小顔になった」と実感しやすいかもしれません。

それでは次に、ローラーを使ったマッサージと自分の手で行うマッサージの効果と注意点を見てみましょう。

2. セルフマッサージの注意点

2-1. ローラーを使ったマッサージ

マッサージローラーには、プラチナ、ゴールド、ゲルマローラーなど、様々な素材のものがあります。プラチナは活性酸素を除去する働き、ゴールドは微弱電流を流す働き、ゲルマローラーは電気を通しやすくマイナスイオンを発生させる働きがあります。マッサージローラーが人気なのは、なんと言っても、その手軽さでしょう。朝起きて顔がむくんでいる時は、忙しい朝でもローラーを転がすことで血液やリンパ液が流れ、短時間で解消できるというのも人気の理由でしょう。

しかし、ローラー型のマッサージ器で期待するのは、むくみの解消や肌のトーンだけにしましょう。ローラーで皮膚を伸ばすので、顔のたるみやほうれい線に効果を発揮しそうですが、これらに悩む方にはあまりお勧めではなく、むしろ逆効果になってしまいます。

肌のハリには「リガメント」という靭帯が関係しています。これは、表情筋と骨をつなぐ、貝柱と貝をつないでいる貝柱のような繊維状の束のことで、コラーゲン線維でできています。コラーゲン線維は引っ張る力に影響を受けやすいとされています。ローラー型マッサージ器で皮膚を奥から掴んで引っ張ることで、コラーゲン線維が伸びて、たるみを進行させてしまいます。

まだたるみが気にならない人でも使いすぎることでコラーゲン繊維を伸ばしてしまっています。なるべく頻度を少なくするなど工夫して使いましょう。

2-2. 自分の手で行うマッサージ

ご自身の手でマッサージを行う際の注意点は、マッサージローラーよりも力が入り過ぎてしまう点です。肌に圧や摩擦を与えると、炎症が引き起こされるだけでなく、刺激によりメラニン色素を分泌させてしまいます。

メラニン色素は紫外線を浴びた時に分泌されるのでは?と思うでしょうが、実は摩擦などの肌への刺激によっても分泌されます。過剰分泌されると、ターンオーバーで排出しきれず、色素が残ってしまいシミやそばかすを作ってしまうのです。

また、顔には表情筋や、血液とリンパの流れがあります。マッサージをする際は、正しい知識を得て流れに沿って行いましょう。血液を循環させるには、力強く肌の奥まで圧をかける必要はないため、力を入れ過ぎには十分注意しましょう。

3. すでにたるみやしわがある方はマッサージではあまり解決しない

たるみやしわがある人にとって顔のマッサージは注意が必要だとお伝えしました。顔のマッサージで改善したと感じるのは、リンパ液や血液循環が良くなり老廃物が排出されたことですっきりしているように見えるからです。

4. 表情筋を鍛える

自身で行うマッサージには、メリットだけでなく、リスクもあることが分かりました。顔のマッサージ以外に家でできるセルフケアに、表情筋を鍛えるというチョイスもあります。口元のたるみやほうれい線に効果が期待ができる、口輪筋と口角下制筋のエクササイズを簡単にご紹介します。

3-1.口輪筋

主に口を閉じ、口角を上げ、尖らせるなどなどの口元の表情に欠かせない口の周辺にある筋肉です。空の500mlのペットボトルを用意し、口の形を「お」にして、形をしたまま、ペットボトルを唇のみで咥え、10秒ほど数えてみてください。

3-2. 口角下制筋

口角下制筋が柔軟性を失うと口元が硬くなります。口角がすでに下がっている方は口角を上げることが難しくなるので表情が乏しくなりがちです。口角下制筋のマッサージは、口角の両側に、それぞれ人差し指と中指を置き、その状態で左右に軽く揺らします。その後、少しずつ顎のほうに向かって動かしてみましょう。

さいごに

外出自粛の影響などで運動不足になる方が多いと聞きますが、運動不足によって血流が悪くなると、顔の血液循環も滞りがちです。顔のマッサージは血流を良くしたり老廃物を排出したりする点ではとても優秀ですが、それ以上の効果を期待して行うのはお勧めしません。やり過ぎないように注意しましょう。

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